”寂しさ”は私の深いところにもあった

前回のブログで、「私は『孤独感と寂しさ』という感情をあまり感じない人なんですね」と書きました。

実際、「底なし沼のような孤独感」や「心にぽっかり穴があいたような寂しさ」と言われても、「う~ん、よくわからないな…」という感じでした。

 

 

あのブログは7月に出したのメールマガジンを一部転載したものですが、

メルマガを出した数日後、私は自分の中に深い『寂しさ』があることに気づいたんです。

その気づきは、私が受講している講座の中で『私、〇〇は苦手なんです』という言葉から始まりました。

 

 

やった方が良いとは思うけど、「やっても上手くいかない」と感じてしまう・・・。

そこに苦手意識があるからです。

そのとき、講師の方から、「上手くいかないと思うなら”やらない”という選択肢もある。でも、上手くいかないと感じるのは、そこに何か恐怖がある可能性がある。その恐怖を言語化してみたら?」と提案されました。

 

 

そして、その恐怖を言語化した時、『寂しさ』という言葉がでてきたんです。

メルマガに「寂しさをあまり感じない」と書いた直後だったので、驚きました。

そして、昔のことを思い出しました。

 

 

20年以上前、私がスピリチュアルな世界に足を踏み入れた頃、波動測定をしてもらう機会がありました。

機械で身体の状態やメンタルも測ることができるというものです。

当時は、”波動”とかも目新しくて、面白がって受けてみました(^^;>

 

 

そのとき、”寂しさ”が、-20とダントツに低かったんです。

肉体なら完全に病気レベルだそうです。

それなのに、まったく自覚がなかったことに驚きました。

当時は、良い人であろうと自分の気持ちをひどく抑えていたので、

「自分で自分の気持ちを受け入れていない・わかってあげていないことの”寂しさ”」が数値に出たのでしょう。

 

 

その数年後にも、ある人から「あなたは、とても寂しい人だね」と言われました。

その方は、カメラのファインダーを覗くと、人の本質を感じるのだそうです。

普段、周りからそんな風に言われることもなく、自覚もなかったのですが、

波動測定の結果を思い出して、「ああ、まだ私は自分を抑えているんだな」と思った記憶があります。

 

 

カウンセリングや講義で私がよく言うのは、「自分で自分の気持ちをわかってあげる」ということです。

それは、私自身が自分の気持ちを抑え込み、気づかないふりをしてきたからです。

だから、意識的にそれをする必要がありました。

その結果、自分の感情を俯瞰する力が養われ、気持ちが安定したと思うので、それをお伝えしたいからです。

※そのために私がもっとも活用してきた方法は、メールマガジンの特典メールとしてご紹介しています。

 

 

ただ、ある程度できるようになると、意識的には「自分で自分の気持ちをわかってあげる」をしなくてもよくなるんですよね。

聞いたことがあるかもしれませんが、成長するとき・変化するときは、スパイラル(らせん状)に上昇します。

 

「わかってあげる」を意識することが必要な時期に努力すると、意識しなくてもできる時期がやってきます。

その先にまた「わかってあげる」が必要な時期が来るということですから、昔に戻ったのではなく、似ているけれど新たな課題として現れていたことがわかります。

どうやら、今の私は新たな『寂しさ』と向き合う時期のようです。

 

 

その寂しさは、一人ぽっちの寂しさというよりも、「拒絶される」「否定される」ことへの恐怖だと思っています。

そして、その恐怖感を避けたくて、またもや上手に感じないフリ、気づかないフリをしていたのでしょう(^^;>

ただ、それを越えると、また大きく世界が広がることを私は過去に体験して知っています。

 

 

先月の私は、「自分は孤独感・寂しさという感情をあまり感じない」と思っていました。

そんな私に、「底なし沼のような孤独感」や「心にぽっかり穴があいたような寂しさ」を感じている人の話を聞く機会(現実)が起こりました。

まったく別の人から、同じようなことを言われたことで意識に強く残り、それをメルマガを書きました。

その直後、自分の中の『寂しさ』に気づかせるシチュエーションと出会いました。

 

 

この一連の現実化こそ、潜在意識が私に「気づいて!次はこの課題だよ!」と言っているのだと感じます。

ひとつひとつの現実を単独でみるのではなく、全体を俯瞰することで潜在意識のメッセージを読み取ることができます。

潜在意識は、まるで夜空の星のように、たくさんの現実を散りばめて気づきを促してくれていると思います。

現実は美しく、愛に満ちてますね\(^o^)/