自己肯定感をあげるとき…

昨日のブログで、パーソナルスタイリストの中原聖子さんが自己肯定感をあげていった話を書きました。

私のクライアントAさんは、パーソナルスタイリストを目指して、彼女の養成講座を受講していらっしゃいます。

 

 

Aさんのセッションでは、聖子さんの話題になることもあるのですが、

「聖子さんみたいになるのは無理です~^^」とおっしゃるんです。

 

 

Aさんにとって聖子さんは、憧れの存在だからということもありますが、

本気でパーソナルスタイリストを目指すのであれば、「無理です~」と言うのはもったいないですよね!

本当は自己肯定感をあげたいのに、逆に下げてしまうからです。

そんなとき、どう考えれば良いのか?

 

 

実は、自己肯定感の低い人は、他者と比較しているんです。

「誰かと比べて自分は駄目」とか、「あんな風になれない」という見方です。

でも、昨日のブログにも書いたように、潜在意識が設定した人生のテーマは、『感情を味わうための成長物語』です(※コンシャスライフ・オンラインサロンを参照ください。)

この成長物語というのは、他者と比較するのではなく、過去の自分と比較するものなんです。

 

 

実際、ご自分のことを考えてみてください。

生まれたとき、私たちは自分では何もできない存在でした。

そこから、自分で物を食べ、自分で歩き、服を着て、靴を履き、学校へ行くようになります。

子どもの頃は、成長することが仕事みたいなものですから、無意識に行動しています。

 

 

 

それは、大人になって子育てしているときも、仕事を頑張っているときも、続きます。

成長している時は、人生が充実しているんですよね!

大変だったかもしれませんし、周りに振り回されていたかもしれませんが、それでも瞬間瞬間を頑張って生きてきたと思います。

でも、頑張りすぎて疲れてしまったり、何をすればよいかわからなくなってしまったとき、

もう自分が成長していくことを信じられなくなって、将来に期待が持てなくなるんです。

 

 

聖子さんも決意表明にこう書いています。

・自分の将来が楽しみになるなんて、これぽっちも感じていなかった
   
・何も刺激がない生活
   
・もうこれ以上成長することもなく、誰からも必要とされないまま年をとっていく恐怖

 

 

それは、40歳前後になるまで、自分の”成長”に対して無意識だったからです。

でも、そのままあきらめたくないという気持ちが残っていたら、

意識的に自分を成長させる方向に舵を切れば良いんです。

(いくつになっても遅いということはありませんから!)

 

 

そのとき、他者比較をやめて、過去の自分と比較します。

例えば、将来に期待が持てなかった過去の自分と、あきらめずに自分を成長させる方に舵を切ろう!と思った、今の自分を比較したら?

全然別の自分じゃないですか?

そして、今の自分の方がもっと自分を好きになれますよね!

 

 

過去の自分と比較することを意識した上で、憧れの人(Aさんにとっての聖子さん)を見たときはどう考えるのか?

その憧れの人を現実化したのは、自分の潜在意識なのだと思ってみます。

つまり、「あんな風になれない」のではなく、自分の潜在意識に”その人の要素”があるからこそ、その人を現実化しているのだと考えます。

 

 

だから、憧れの人の持つ要素の中で、欲しいと思うものは、しっかり思考すれば現実化することができます。

もちろん、まったく同じ人になる必要はなく、自分らしさの上に欲しい要素を手に入れます(笑)

 

 

自分らしく生きるには、自己肯定感をあげることはとても大切です。

身近に憧れの人がいたら、それはとてもラッキーなことです!

そして誰もが、未来へのあきらめを期待に変えることができると、私は確信しています\(^o^)/