挑戦するときの魔法の言葉

新しいことに挑戦するとき、「やってみたい」という気持ちと、「うまくいかないんじゃないか」という気持ちの両方で揺れたりしますよね。

そして、周りの応援や後押し(これも潜在意識なんですが)もあって、恐る恐る半歩踏み出したりして。。。

そうやって踏み出してみたとき、トラブルが起きるようなら、もう一度、自分の潜在意識を振り返ります。

現実がスムーズに進むようなら、それは潜在意識のOKがでていることなので、そのまま進んでいけば良いはずですよね。

 

私のオンラインサロン開設も、そんな感じでした。

「動画を作ろう!」と思ったとき、半歩進むと後押ししてくれる人が現れて、潜在意識のOKを感じたので、そのまま前進することにしました。

ただ、それでも、動画の撮影や編集など、やったことのないことばかりで、失敗したり、不安や戸惑うことがたくさんありました。

同じ動画を何度も撮ったり、編集に失敗してやり直したりしていると、「こんなことで続けられるのかしら?」と思います。

 

私には向いていないんじゃないか?

私には才能がないんじゃないか?

やるべきことと違うことをしているんじゃないか?

という気持ちです。

 

そんなとき、私が自分に言い聞かせていた”言葉”があります。

それは、『慣れこそものの上手なれ』です。

 

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますよね。

でも、本当は「慣れこそものの上手なれ」だと、私は思うんです\(^o^)/

好きなことは、頑張らなくても続けることができる。

続けることができれば、慣れることができる。

そして、慣れていけば上手になる、と。

本当は、そういうことではないかと思います。

 

 

昔、私は人前で話すこと(講演とか)が、大の苦手でした。

もともとシステムエンジニアで、その後、学生起業家のメンターをしていたので40歳過ぎるまで、人前で話す機会はほとんどなかったんです。

でも、無意識に抑圧していた自分の思考から解放されたとき、とても楽に生きられるようになったので、「同じ想いをしている人にもそれを伝えたい!」という気持ちが強くなり、人前で話す機会がやってきました。

 

最初は、本当にひどかったんですよ(^^;>

笑顔で話をしなければと頑張るんですが、目は怯え、声は上ずり、身体はカチコチで。。。聞いている人が同情してくれるような出来でした。

「もう2度と講演なんて、やりたくない!」と思いました。


怯え目な昔の私(^^;>

 

それでも、自分の想いを伝えるには、人前で話す必要があることもわかっています。

そこで、当時、講演の上手な夫に「どうすれば上手くできるの?」と尋ねました。

その答えは、「慣れだよ、慣れ」でした。

 

 

誰も、そんな答えは期待していませんよね!

何か秘訣とか、コツとかが知りたかったんです!

その場は少々むくれましたが、彼自身も最初は下手だったという話を聞いて納得しました。

上手な人って、元々そういう才能があるのだと思ってしまいがちです。

 

 

でも、実際には多くの人が経験や練習の積み重ねで上手くなっているんです。

その過程を見ていないから、最初から上手だと思ってしまうんですね。

その話に納得して、その後は『講演は、声がかかったら全部受ける』というスタンスにしました。

それから3年ほど経った頃、あまりストレスなく人前で話している自分に気づきました。

やっぱり「慣れ」だったんですね(笑)

 

経験したことのないことをするときは、誰もが”初心者”です。

でも、大人になると初心者からスタートしていることを忘れて、最初から上手くやろうと思ってしまいます。

失敗したり、拙かったりする自分が嫌なんですよね。

私も、プライドの高い人だったので、そういう自分を認めるのが嫌でした(*^_^*)>

 

 

でも、最近は本当に『慣れこそものの上手なれ』だと思います。

慣れるまでは、上手くいかないこともあるし、拙いこともある。

でも、それは一定期間の”リハビリ”みたいなものです。

 

 

あなたが進む道は、潜在意識が用意して、メッセージを送ってくれているはずです。

ただ、メッセージが受け取れても、その道には新しい挑戦があり、今までとは違う行動をしなければならないことがたくさんあります。

やったことのないことをするのですから、失敗や批判に対する不安や戸惑いがあるかもしれません。

でも、それは慣れるまでの一定期間のものですから!!!

そう思って挑戦してみると、新しい道に踏み出せると思います!

 

 

あきらめそうになったり、投げ出しそうになったときは、

『慣れこそものの上手なれ』

を思い出してくださいね\(^o^)/